古墳大好き少年になってしまった我が家の長男の暑苦しい要望を受けて、2週連続で古墳を訪れるこことに。
今回お邪魔したのは埼玉県は行田市にあります「さきたま古墳公園」です。
「特別史跡 埼玉古墳群」を含む広々とした公園で、現在も整備が進められていて、非常にきれいで過ごしやすい公園です。
【参照】埼玉県立さきたま史跡の博物館HP
大小数えて10以上の古墳が立ち並んでいるまさに古墳の聖地。
カメラ片手にウキウキ気分の長男と、何だか知らないけれど連れてこられたのでキックボードでうろうろしている次男を引き連れて、まずは丸墓山古墳を目指します。
途中、映画「のぼうの城」でも描かれた忍城水攻めの「石田堤」跡がありました。
丸墓山古墳
丸墓山古墳はその名の通り丸い小山のような古墳。
急勾配の階段を登っていくと、公園全体が見渡せます。
稲荷山古墳
続いて稲荷山古墳へ。
国宝の剣が出土した稲荷山古墳
5世紀後半に造られた前方後円墳で、墳丘長120mと大型の古墳です。
この辺りでは、最初の時代に造られた大型古墳のようです。
昭和43年の発掘調査により埋葬施設が見つかり、鏡や武具、馬具そして、「金錯銘鉄剣」と呼ばれる長い銘文が書かれた件が見つかっています。
国宝としてさきたま史跡の博物館に飾ってあるらしいので、後のお楽しみ。
この古墳の上から、オスのキジが見えました。
鳥見もできてラッキー。
ミニ博物館も楽しめる将軍山古墳
将軍山古墳は、全長90mの前方後円墳。
たくさんの埴輪が並べられています。
明治時代に横穴式石室が発掘され、大量の副葬品が出土しました。
それらは古墳内部に設置された展示館で見ることができます。
展示館では、甲冑をまとい馬に乗った当時の人々の服装や、埋葬品が置かれていた石室の様子が再現されていて、小さいながらも見どころ満載です。
国宝に目も心も奪われる「さきたま史跡の博物館」
この調子で10個の古墳を完全制覇した後は、「さきたま史跡の博物館」へ。
博物館の最深部にある「国宝展示室」には、多くの貴重な埴輪や出土品が並べられています。
やはり写真や映像ではなく、実物を見ると感じるオーラが違います。
1500年も前の人々は、何を想いこんなものを作ったのか、タイムマシンが出来たら取材に行ってみたいと思います。
さきたまテラスのカレーがうまい!
古墳見学を終えた後は、カレーで腹ごしらえ。
公園内にある「観光物産館さきたまテラス」では、カレーやソフトクリーム、コーヒー、お土産物などが購入できます。
公園内は緑が多く、屋根付きの休憩場所や東屋もたくさんなるので、カレーをテイクアウトしてピクニック気分でご飯が食べられるのが、とても快適です。
こちらは先程見学した「丸墓山」をイメージしたという「丸墓山カレー」。
テイクアウトなので普通のカレーですが、店内飲食タイプだとご飯が丸くなっていて、しっかり古墳の形をしています。
店内には古墳グッズも充実しているので、ファンの方は必見ですね。
長男には、店舗前にあった「古墳&土器ガチャポン」をお土産に買ってあげました。
※出たのは弥生式土器。